月曜日, 6月 06, 2005

記憶のカケラ

壊れそうな君の 白い指先
ありふれた願い ありふれた日々

今夜だけ 思うだけ
注いで 少しずつ目覚め始めた

記憶のカケラ つなぎ合わせて
「よくあることさ」 君が唄う



生まれては消える 言葉に濡れて
岸辺に咲く夢 君のまなざし

ここに来て そばにいて
注いで 何度でも歩き出せばいい

記憶の波間 泳ぎゆくたび
手をふるように 君が笑う